平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社では「ガス料金の透明化」のために、すでに都市ガス会社や電力会社で導入されている「原料費調整制度」を2016年12月検針より採用しております。これまでの我が国のLPG輸入は中東に大きく依存しており、当社ではこれまで中東産LPG価格指標であるCP価格を算定基準として参りました。しかし、近年の北米シェールガス革命により米国産LPGは飛躍的に拡大、米中貿易戦争の激化もあり中国当局による米国産LPGへの関税賦課により8月以降中国は米国産LPGの輸入を停止、一方我が国の9月の米国産LPGの輸入量は89%にまで増加しております。今後も我が国の中東地域への依存の低減化や安定調達、また調達の多様化による低位安定化のため今後も米国産LPG輸入量は拡大を続ける見込みです。
つきましては、2019年3月検針分より原料費調整制度を、これまでの中東指標のCP価格から実勢に即して米国産LPG指標モントベルビュー価格(MB価格)を含めた方法に変更いたします。変更に伴い「基準原料価格」「基準料金表」「当月原料価格の算定方法」を改訂いたします。
弊社ではお客様にLPガスを安全、安心してご使用いただけますよう、保安の確保、安定供給、サービスの向上に努めてまいります。ご理解賜りますとともに、引き続き変わらぬご愛願賜りますようよろしくお願い申し上げます。